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為替とインデックス

2022年は為替相場が荒れましたね。

普段は為替なんてチェックしない。

なんて人も注目せずには

いられなかったのではないでしょうか?

そもそも為替ってインデックス投資家の

我々に関係あるのか?

そのあたりから見ていきましょう。

2022年は我らが大好きS&P500ですら

下落を免れませんでした。

人によっては焦って、

売ってしまったほうがいいのではと

思ってしまったかもしれません。

しかし、円安によって我々日本人の

損失は緩和されています。

このことからも為替は無関係とはいえません。

では、これからどうしていけばいいのか

結論を言ってしまうと

そのままで大丈夫です。

むしろこれから始めても大丈夫。

当然ながら前提があります。

長期投資を前提とします。15年以上の。

S&P500かMSCIで低コストの

ファンドでの運用とします。

為替ヘッジはなし。

そもそも投資と投機を間違えてはいけません。

安く買って高く売る

これって投機なんです。

(まあ人によっては違うと言われそうですが)

これができるという人は

インデックス投資なんてやる必要ありません。

もっと値動きのある銘柄を

短期でやったほうが断然儲かります。

しかし、ぼくを含めた一般人には

株がいつ上がっていつ下がるということを

読み切れません。

だからこそのインデックス投資なんです。

ちなみにぼくは個別株を買うと株価が下がり

個別株を売ると株価が上がっていくという

不治の病にかかっています。

そんな我々がやるべきことは

相場を読もうと努力するのではなく

再現性の高いインデックス投資なんです。

短期的な値動きを読むのではなく

あくまで15年後、20年後を基準にするんです。

そうして見たとき

今は買い時なんです。

為替もヘッジをかけないほうが

リターンが大きくなります。

この辺りは後で説明します。

円安の今は投資チャンス

じゃないように感じますよね?

ですが、

淡々とやっていって大丈夫です。

これも前提条件として

長期投資を前提とします。15年以上の。

S&P500かMSCIで低コストの

ファンドでの運用とします。

為替ヘッジはなし。

何回も言いますが

相場は読めません。

ここで投資額を減額したりすると

もしここから株価がが急上昇したときに

著しく損をします。

こんなデータがあります。

日経平均株価の68年間の

平均リターンは10.5%

ここから上昇率の高かった

4年分のデータを引くと…

68年間の利益は”0%”

恐ろしいですよね。

68年という期間のたった14年を取り逃がすことで

年利10.5%が年利0%になるんです。

確かに投資額を変えると

成績の悪い期間を回避できるかもしれません。

しかし、同時に成績のいい期間を取り逃す

可能性があるということなんです。

なので、投資額を変えずに今のまま、

淡々と投資していきましょう。

ぼくたちがやっているのは長期投資

恐れるべきは

目先の下げ、ではなく

上昇を取り逃がすことなんです。

円安もそうです。

長期で考えれば株価の上昇が

為替リスクを吞み込んでくれます。

円安で一度利益確定したくなったとしても

前提条件に立ち戻りましょう。

ぼくたちはインデックスで長期投資をしています。

取り崩すタイミングは、

株価が上がりきったと思うとき

ではないんです。

自分がお金を必要としているとき

毎年4%を取り崩すとき

インデックス投資にはインデックス投資の

ルールがあります。

相場を見極めるのは諦めてください。

ここからは為替について補足をいれていきます。

大事なことは上記してありますが

その背景を知ることも大事ですよね。

まず為替レートとは

通貨の需給関係で決まります。

ドルが欲しい人が多ければ

ドルの値段が上がり

円が欲しい人が多ければ

円の値段が上がります。

それではこの需給がどう影響していくのか

2011年に1ドル80円だったのが

2022年12月には130円。

1ドル151円になったの衝撃でしたね。

この需給を動かすのは基本的に

4つの取引が関係します。

貿易取引

まず、輸出企業を思い浮かべてください。

トヨタとかもそうです。

アメリカで車を売る。

当然、アメリカなのでドルをもらいますよね。

しかし、日本ではドルを使えないので

円に変えるんです。

ちょっとピンときました?

これが需給です。

輸入企業で考えたときは、

アメリカで買いたいのに円じゃ買えないので

ドルに変えますよね。

こうやって為替レートが動きます。

こういったものを貿易取引と呼びます。

昔は車、電機など輸出で大儲けしてましたよね。

あの頃はバンバン、ドルを稼いで

円を買っていたので

円が高くなっていっていたんです。

資本取引

ぼくもやっているS&P500への積み立て

これも為替を動かします。

順を追って考えると

円を売ってドルを買いそのドルで

ファンドを買っているんです。

現状、こうやって投資信託に流れ込むお金は

年間約8兆円

しかも、多くは長期投資で

円からドルに代わった後、

10~20年は円に戻らないんです。

これも為替に影響を

与えないわけがないですよね。

これを資本取引と言います。

投機取引

為替取引、FXと呼ばれるものなど

個人、法人を問わず大勢のトレーダーがいます。

彼らは彼らのルールで取引をしています。

買われすぎ、売られすぎ、経済成長、金利…

いろんな要因で取引され

これも為替を大きく動かします。

これを投機取引と言います。

公的取引

いわゆる為替介入ですね。

為替レートには政府が考える

好ましい基準というものがあります。

これを大きく超えて動くとき

為替介入があります。

投機的に動きすぎていると

政府が動いてくるんです。

これを公的取引と言います。

まとめ

思ったより複雑だと思いませんか?

これが為替は読めないと言われる要因です。

しかし、こうやってひも解いていけば

なぜ円安になっているか

背景を知ることができます。

現状で、輸出で大儲けしている企業が

たくさんありますか?

ぼくにはそうは見えません。

なので、自然に円高になるのはどうだろうな?

なんて考えたりします。

ぼくの考えなんで

あてにはしないでくださいね(笑)。

なので上記の通り、

読めないなら再現性を追う

ドルは基軸通貨の名の通り、

過去10年を見ても独り勝ち状態です。

今後もアメリカの優秀な企業を

組み込んだファンドで

インデックス投資

コツコツやっていきましょう。

最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。

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この記事を書いた人

【家族を守るための資産形成術】|ブラック企業からの逆転脱出|会社で入らされた確定拠出年金にはヒントがあった|つみたてNISA、iDeCoから始めた資産運用|何からやればいい?から実際の運用までを教えています。|年金に頼らない資金を作ろう

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