ファンダメンタルズ
見たほうがいいのはわかってるんだけど
どこを見ていいかわからない。
投資していいのか悪いのか。
インデックス投資なんだけど
何も見れないのは怖い。
確かにそうですね。
また、個別株がやりたいなら
会社四季報や決算短信で
チェックしていきましょう。
あと証券口座持っていれば個別にみれます。
ちなみにぼくは簿記の資格もっていません。
勧める人もいますが
興味があればとればいい、というスタンスです。
それでは解説していきますね。
①貸借対照表
②損益計算書
③キャッシュフロー計算書
貸借対照表というのは
企業の財務情報を教えてくれます。
借金があるか、ないか
どれくらいのお金をもっているか
企業のお財布の中身。
損益計算書というのは
企業の業績を教えてくれます。
儲かっているか、儲かっていないか
この二つを見比べることによって
損益計算書を見るとすごく稼いでいる
でも貸借対照表見ると
すごい借金抱えている
なんてことが見えてきます。
ちなみにキャッシュフロー計算書は
現金の出入りを貸借対照表や
損益計算書よりも詳しく見れます。
中身に入っていきますね。
①自己資本比率
借金以外のお金ですね。
返さなくていいお金がどれくらいあるか。
日本企業では
50%以上あると安心。
20%以下は危険。
しかし、アメリカでは株主還元の意識が高く
黒字であれば債務超過もOKといった感じなので
自己資本比率は低いことが多いです。
②有利子負債
利子のある借金はいくらあるか
1年以内に返さなくてはいけない借金です。
現金等、現金同等物より多くないかをチェック。
自己資本比率と有利子負債で
現金と借金のバランスを見ていると言えますね。
③営業キャッシュフロー
本業で稼いでるお金です。
なので営業キャッシュフローは
絶対プラスであってほしいですね。
ちなみに投資キャッシュフロー、
財務キャッシュフローが
マイナスであるのは問題ありません。
投資キャッシュフローがマイナスなのは
設備投資しているから
財務キャッシュフローがマイナスなのは
借金を返済したということです。
あくまで営業キャッシュフローが
マイナスでないことを確認しましょう。
④利益剰余金
過去の利益が積みあがったお金
これもプラスであることが大事です。
その企業が積み上げてきたものがマイナス。
普通に嫌ですよね。
総資産の30%以上あると安心と言われます。
あと、倒産リスクなどに
気を付けるときに見るのが
・累積損失
・債務超過
・連続赤字
・「継続前提に重要事象」
3つ目まではなんとなく想像つきますが
「継続前提に重要事象」
わかりづらいですね。
しかし
財務諸表に書かれていたら相当やばいです。
投資対象以前の問題です。
少し戻って
決算短信の見方です。
貸借対照表は上の図のように書かれます。
貸借対照表
まず右側の負債、純資産の意味合いとしては
お金をどう調達したかを表します。
左側の資産は
お金をどう使っているかを表します。
なので調達した金額と使った金額は
イコールなんです。
それで上図のような書き方になるんですね。
負債の中でも
流動負債というのは1年以内に返す借金
資産の中の
流動資産というのはすぐに使えるお金
固定資産は不動産みたいな
すぐには資金化できない資産
そういった意味合いがあります。
損益計算書
損益計算書も上図を見てもらって
業績を見ていきます。
右側の売上というのが収益です。
その他の営業外の利益も含みます。
費用というのは
原価だったり販売費だったりです。
そして売上から費用、税金を
引いたものが利益なんです。
その利益が利益剰余金に回るわけです。
利益剰余金は純資産に含まれます。
もう一度おさらいです。
財務諸表は
会社のお金の状態を示すものです。
ちょっとしたお買い物でも
財布の中身をチェックして判断するように
会社もお金の状態を
把握するために使います。
貸借対照表では
左側にお金になるもの(資産)が
並んでいます。
それに対して右側には
お金を払わなきゃいけないもの(債務)が
並んでいます。
最後に残る分は会社のお金(株主資本)
バランスが重要だから
こんな風にチェックします。
一方、損益計算書では
収入と支出をチェックします。
収入は商品を売ったお金や
サービスを提供したお金
支出は経費や人件費などから
使ったお金をチェックします。
最後に残ったお金が利益か、損失か
知ることができるようになっています。
最後に、キャッシュフロー計算書では
お金の出入りをチェックします。
お金が入ってくるのは売上や借入など
出ていくのは経費払いや投資など
ここではお金の流れを知ることができます。
お金の状態を知っていれば
会社の未来を予測することができます。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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