債権ETFの紹介です。
安定してお金を増やし続けたいですよね?
資産形成に役立つファンドの解説です。
米国の多数の優良債権に投資する
総合債権ファンド”AGG”
安全に資産形成するには
債権を組み込むと
より安心できます。
投資の出口戦略である
4%ルールでも資産の50%を
債券へ投資することを設定しています。
それでは”AGG”とは?
iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF
AGGで覚えておけば大丈夫です。
世界最大の資産運用会社
ブラックロックが運用しているファンドで
運用総額が6兆円以上もあります。
超大規模ファンドですね。
初めて聞いた方もいると思いますが
アメリカではすごく有名です。
2003年に作られたファンドの特色は
利息がもらえるということ
設定来のチャートは下図です。
え?増えてない…?
そう思いますよね。
しかし、上記の通りこのファンドの特色は
利息がもらえること。
利息を含めたパフォーマンスは下図です。
後述しますが金利上昇を受けて
下落傾向ではありますが、
ほぼ右肩上がりを続けています。
そして、これが本題と言ってもいいのですが
なぜ債権への投資が必要なのか?
それは「安定感」です。
債権は株式よりリスクが少ない。
つまり値動きの少ない資産なんです。
AGGの構成は
10000銘柄以上の優良債権に分散投資していて
その大半は政府系の債権です。
そもそも債権というのは
投資家が国や地方自治体、企業に
お金を貸して、債券を発行します。
その債権に対して利子を支払う。
期限が来たら元本を返す、というもの
発行体が国なら国債
発行体が企業なら社債
発行体が潰れなければ
元本と利子がもらえるという訳です。
ちなみに発行体が潰れることを
デフォルトと言います。
そしてAGGの投資先の70%以上が
格付けが最高ランクAAA
潰れない可能性が極めて高い発行体の債権に
投資しているということなんです。
A格付け会社のムーディーズによれば
1990年~2015年の間にデフォルトしてしまった
AAAの債権は…0.00%!
これだけ潰れないということなんです。
それだけ堅い債権を保有しているので
発行体の倒産を考慮することなく
年間平均利回り4.6%の債券利息をもらい続ける
AGGはそういうファンドなんです。
そしてこんな優秀なファンドなんで
さぞかし経費率も高いのかと思えば
AGGの経費率は0.03%
経費率というのは運用手数料のようなものです。
ぼったくりファンドだと1%とかあったりします。
天と地の差ですよね。
AGGの特色がわかったところで
AGGの値動きする要因というものがあります。
それは金利です。
まさに2022年、2023年ですよね。
金利が上がればAGGの価格は下落します。
上図で見た通りですよね。
金利と債券価格は逆の動きをします。
下図を見てください。
こういった相関関係があります。
AGGも例外なく金利に影響されます。
それではリスクの話をしますね。
投資するにあたっては当然リスクがあります。
債権に投資するときに確認すべきリスクは
①倒産リスク
AGGは高格付けの10000本以上に
分散投資しているのでデフォルトは
ほぼ心配ありません。
②価格変動リスク
債権は金利の上下などによって価格が動きます。
動きは小さいですが
元本保証ではないということです。
③為替リスク
実はこれが結構大きいんです。
円安の時に買った分は円高になるとその分、
下落することになります。
為替相場なんて読めない。
そう思えば分散して積み立てていきましょう。
AGGへの投資は資産を買う
ということにつながります。
4%ルールでも資産の50%は債権へ
投資することを設定しています。
AGGは債権のファンドとして
非常に優良です。
銀行の窓口などでは優良ファンドは
取り扱いません。
しっかり勉強してマネーリテラシーを
高めていきましょう。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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