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最強の保険⁉遺族年金を使いこなす①

遺族年金があるから

保険は最低限で大丈夫!

なんて言われたけど

実際どれくらい貰えるのか

よくわかりませんよね。

解説していきますが、

公的年金なだけに

ちょっとややこしいんです。

公的なものはややこしくしないと

いけない法律でもあるんですかね?

少しでもわかりやすく

解説していきますね。

例を挙げます。

入社2年目、月収25万円の会社員の

夫が亡くなった場合

遺された30代の妻、子1人が受け取れる

遺族年金の月額は

月に12万円なんです。年額140万円

遺族厚生年金には

勤続年数が短い状態で亡くなった場合

25年働いたものとみなして

年金額を計算する。

というルールがあります。

意外と知りませんよね。

遺族年金というのは

国民年金、厚生年金に加入している人が

もらえる公的年金です。

年金とは言いますが

性格は保険に近いのが

公的年金です。

歳を取って仕事をしなくなった

リスクに備える。

病気やけがで働けなくなった

リスクに備える。

家族を遺して死亡してしまう

リスクに備える。

こういったリスクを保障してくれるのが

公的年金なんです。

老齢年金に目が行きがちですが

障害年金、遺族年金があることも

覚えておかなくてはなりません。

なので民間保険に入る前に

公的年金の保障がどれくらいになるか

しっかり把握しておく必要があるんです。

遺族年金は2階建て構造になっています。

1階は遺族基礎年金

2階は遺族厚生年金

それぞれ見ていきましょう。

遺族基礎年金

遺族基礎年金は国民年金に加入している人が

亡くなったときに支給される遺族年金です。

国民年金に、と書きましたが

会社員や公務員ももらえます。

会社員や公務員はこれに加えて

遺族厚生年金ももらえます。

遺族年金を受給できるのは

子と、子のある配偶者です。

子の定義は18歳の年度末(3月31日)を

経過していない「未婚の子」のこと

いずれも亡くなった人に「養われていたこと」

これが前提になります。

遺族基礎年金の受取額は

年額780,900円+子の加算

子の加算

第1子、第2子は年額224,700円

第3子以降は年額74,900円

配偶者1人、子1人なら

年額約100万円になります。

ここからが注意点です。

遺族基礎年金は

子供のいない配偶者には支給されません。

代わりに「寡婦年金」または「死亡一時金」を

受け取れる可能性があります。

子供が全員18歳の年度末を過ぎると

もらえなくなります。

障害受け取れる終身年金ではありません。

(遺族厚生年金は一生もらえます。)

年収が継続して850万円以上あるともらえません。

遺族基礎年金の大枠は

未納滞納がなければ

18歳未満の子供、子供のいる配偶者が

年額約80万円+子1人につき20万円もらえます。

遺族厚生年金

厚生年金に加入している人が

亡くなったときに支給される

遺族年金です。

会社員、公務員の遺族が

受け取れる年金です。

厚生年金に加入していると

2階部分の遺族厚生年金もプラスされます。

受給対象は死亡した人に養われていた

妻、子、孫

55歳以上の夫、父母、祖父母

子、孫は18歳の年度末を経過していない

未婚の子、孫です。

遺族基礎年金との大きな違いは

子供のいない配偶者にも支給されるということ

遺族基礎年金は子供がいないともらえない

遺族厚生年金は子供がいなくてももらえる

こういう違いがあります。

この遺族厚生年金は計算が複雑なんです。

なのでざっくりとした計算方法を紹介します。

今までの平均年収

勤続年数(25年未満の人は25年)

0.005481←円周率みたいなもの

4分の3

この4つで概算できます。

例を挙げます。

22歳で入社、現在32歳、平均年収400万円

平均年収×勤続年数×0.005481×3/4

400万円×25年×0.005481×3/4

=年額41万円

これが受給額になります。

ちなみに遺族厚生年金には

子がいなくなり遺族基礎年金が

もらえなくなった人のために

中高齢寡婦加算

40歳~64歳の子のいない妻に支給

年額585,700円

といった上乗せ制度もあります。

結局のトータル受給額は

早見表を見るのもありですが

基礎は知っておいたほうが理解が違います。

遺族厚生年金の注意点です。

基本は一生涯もらえる終身保険ですが、

妻が30歳未満の場合は

5年間の有期年金になります

この年齢ならまだまだ自分で働ける

可能性が高いとみなされるわけですね。

需給の優先順位は

①配偶者と子②父母③孫④祖父母

亡くなった人に

養われていたことが前提です。

年収が継続して850万円以上ある人は

受け取れません。

以上が遺族年金のあらましです。

あらましなので細かい部分は

自分で調べてみてください。

大枠がわかった状態なので

理解しやすいはずです。

自分で調べれば理解は深まります。

遺族年金②、に続きます。

ここまで読んでいただいて

ありがとうございます。

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この記事を書いた人

【家族を守るための資産形成術】|ブラック企業からの逆転脱出|会社で入らされた確定拠出年金にはヒントがあった|つみたてNISA、iDeCoから始めた資産運用|何からやればいい?から実際の運用までを教えています。|年金に頼らない資金を作ろう

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