ぼくは基本的にインデックス投資なのですが、
勉強として高配当株を扱ったことがあります。
資産形成をしていく上で
キャッシュフローを安定的に得ていく
その選択肢として”あり”なんです。
配当金というのは完全な不労所得です。
働いて稼いだお金で株を買い、
不労所得が増えていく。
そういった本当の資産を
買えるようになっていきましょう。
いきなり米国株で~
なんていうと、
ちょっとハードル高いかなということで
今回は日本株での
高配当株の買い方を見ていきましょう。
日本株の高配当株投資をやっていくには
大型株、中型株、小型株
高収益、好財務の中小型株を
混ぜるのをおすすめします。
大型株というのはいわゆるプロの人たちが
日夜監視しているので
安く買うことが難しいんですね。
なので、いつでも高収益、好財務の
中小型株を探せるように
高配当株の探し方
企業分析の方法、ツールの使い方
これらについて勉強していきましょう。
なるべくわかりやすく解説するんで
読むのをやめないでくださいね(笑)
高配当株の探し方は
①高配当株のリストをみる。
②IR BANKを使って過去の業績を確認。
③企業HPで最新の業績を確認する。
④将来を予想して決定する。
こういう流れになります。
①高配当株のリストをみる。
高配当株というの日本株全体で見ても
数十から数百くらいなんで
意外と少ないんです。
ここでGoogle先生に
「Yahooファイナンス 配当利回り」
と検索してください。
出てきたページには
単純に配当利回りが高い企業の
リストが出てきます。
魅力的な配当利回りが並んでいます。
注意すべきはこの中にはおすすめできない
企業も含まれているということです。
高配当でも
その配当金が一時的なものかもしれない
株価が下がって含み損が
拡大するかもしれない
こういったことに注意する必要があります。
探すべき高配当株は
安定して配当金を出し続けている
配当の金額も増えている
長期的に株価も伸びる
こういう株を探していきます。
②IR BANKを使って過去の業績を確認。
①で気になった企業を選別していきます。
そのときに使うのが「IR BANK」
なんですね。
検索すればすぐに出てくるので
そのまま中に入ってください。
左上の検索窓に会社名か、銘柄コードを入力
するとその企業名が出てくるので
そのままクリック
そして左端の「Link」から「決算」をクリック
これで会社の過去の業績を一覧できます。
このページで重要なのは8項目!
①売上高
業種によって、営業収益、収益なんて呼ばれますが
それが売上高です。
そして大事なのはどう見るか。
ポイントは、
「右肩上がりか」「増減が激しすぎないか」
増減が激しい企業は業績が
不安定ということ。
高配当投資には向いていません。
売上の上下が激しいと、
安定した配当金が得られません。
下図のように階段状に
増えていってるのが理想です。
②EPS
一株当たりの利益のことで
株式投資において最も重要な指標です。
EPSのチェックポイントも
「右肩上がりになっているか」
EPSが右肩上がりであれば
経営が優秀であるということ
③営業利益率
売上のうちの営業利益の割合です。
営業利益が高いほど、儲かっている
収益性の高い企業なんです。
ちなみに上場企業の営業利益率は
7%前後(みずほ証券調べ)
10%以上なら優秀とみていいです。
5%以下なら検討もしません。
④自己資本比率
企業が簡単に倒産してしまわないか
安全性を表す指標です。
自己資本比率が高ければ高いほど
潰れにくい会社です。
例えば、企業が1億円持っていたとして
それは自社で用意したのか、
それとも借りてきたのか
全部自社で用意したのであれば
自己資本比率100%
5000万円は自社で用意して
5000万円は借り入れたのであれば
自己資本比率50%
自己資本比率のチェックポイントは
最低40%
安心できるのは60%
80%あれば文句なしです。
⑤営業活動によるキャッシュフロー
自社の現金がいくら増えたのかを表す指標です。
チェックポイントは
毎年黒字であるか
長期的に増加しているかです。
ぼくは過去10年で赤字があれば検討しません。
⑥現金等
そのまま、企業が持っている現金です。
チェックポイントは
現金が増えているかどうか
現金があれば
不景気に対応できる
事業投資ができる
配当や自社株買いで株主に還元できる
こういったメリットがあります。
まあ、現金はいくらあっても困りませんよね。
⑦1株あたり配当金
高配当株投資における重要な指標です。
チェックポイントは
配当金の安定性
配当金の成長性です。
配当金が増えたり減ったりしていないか
配当が0になったりしていないかを
確認します。
リーマンショックの時みたいな
不景気の時の動きをチェックするといいですね。
⑧配当性向
利益のうち何%を株主に配当しているかを
示す指標です。
企業が無理して配当金を出していないかを
チェックできます。
70~80%出している企業は要注意です。
健全な配当性向は30~50%が目安です。
③企業HPで最新の業績を確認する。
調べ方は
「会社名 IR」
で検索してください。
上のほうにその会社の
投資家情報、IR、企業情報
みたいな感じで出てくるので
そのまま中身をみていきます。
企業は投資家に
決算単身や有価証券報告書などの
資料を作って報告します。
正直、読みにくいです。
ぼくも読むのがつらいです。
そこでおすすめするのが
決算プレゼン資料です。
その企業が3か月の売上や利益
ビジネスの好不調を説明してくれています。
わかりやすさは正直、企業のセンスですね。
もし決算プレゼン資料がなければ
「決算短信」の1ページ目だけ見ればOKです。
④将来を予想して決定する。
ここではあなたが判断しなくてはなりません。
いくら過去の業績が良くても
その企業に伸びしろがないと思えば
投資できません。
ぼくは投資は自己責任という言葉は
あまり好きではありません。
しかし、ぼくが責任を持てないことも事実です。
ここまでで企業の過去、
現在を知ることができました。
あとはあなたが判断して資産を築いてください。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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