米国株の高配当投資に関しては
ETFでいいと思っています。
日本株に関しては、
アメリカと投資文化が違いすぎて
日本の高配当ETFはおすすめできません。
やるなら、個別でやるしかないと思っています。
しかし、ちょこちょこ言っていますが、
ぼくは個別株の無くなる呪いを受けているので、
信用のおける米国ETFという選択になるのです。
その中でもぼくがチョイスするのは
SPYDというファンドです。
解説していきますね。
SPYDはS&P500の中で
配当利回りの高い上位80銘柄
この80銘柄に均等割合で
投資しているファンドです。
出ましたね。
ぼくの大好きなS&P500。
S&P500に関しては記事にしていますので
見てみてください。
それではなぜこのSPYDなのか
解説していきます。
①配当利回りが高い
過去5年、4~5%の配当金が出ています。
S&P500に組み込まれている時点で
好業績の企業ばかりというのがわかります。
なのにこの高利回り。
高利回り銘柄は業績悪いから配当出して
人気を得ようみたいな企業もあります。
そんな見せかけの高配当株とは
安心感が違います。
配当利回り5%弱のラインで買っているので
税引き後の利回りは約3.5%くらい。
100万円買えば3万5千円!
②高いトータルリターンが期待できる
トータルリターンは
配当金+値上がり益
SPYDとS&P500を比較しても
あまり変わらないリターンを上げています。
あまり変わらないのであれば
配当金による利益確定が多いほうがいい
そういう見方もできます。
一方、注意することがあります。
SPYD自体が2015年から始まったものであり
歴史が浅いです。
S&P500の構成から選ばれているとは言え、
未来はわかりません。その点は注意ですね。
③右肩上がりの分配金推移を期待できる。
米国株の高配当株ETFなので
右肩上がりの配当金が期待できます。
上記の通りまだ歴史の浅いファンドなので
実際どうなるかはわかりませんが、
アメリカの企業は株主還元の意識が強いです。
その米国企業の優秀なところを
集めたファンドなので
日本の企業と違って安心して投資できます。
S&P500自体が長期的に
右肩上がりの配当金を出しています。
アメリカは連続増配企業や
減配しない企業がとても多いので
SPYDの配当金にも期待が持てますね。
④分散が効いている。
SPYDは均等分散しています。
組み入れはこんな感じ
日本からは投資できない
不動産ファンドなんかも含まれます。
理想的な分散投資ができるわけです。
ただ、組み入れは常に見直されるので
不動産と公益だけで50%なんてこともあります。
⑤HDVとの相性がいい
HDVというのも高配当ファンドです。
高配当、高財務、高収益
そんな優良企業を
70~80銘柄集めたファンドです。
SPYDとは構成が違いますよね。
相互補完されるのでバランスが良くなります。
⑥経費率が激安。
SPYDを保有するコストは
年間0.07%
このコストで運用してくれるわけです。
長期投資はコストの管理が重要です。
銀行や保険なんかで2%、3%手数料取られる
そんなことがざらにある中で
このコストは魅力的です。
⑦運用はステートストリート
世界三大資産運用会社のひとつです。
3社で運用総額1000兆円にものぼります。
SPYDを運用しているステートストリートが
すごいお金持っている会社なわけです。
お金が集まっていれば
経費率は下がっていきます。
だからこそ運用コストが0.07%なんです。
まとめ
これだけ優良企業に分散投資して
配当利回り4~5%というのはとても魅力的です。
優良企業にというのが肝です。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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